こんにちわ、婦人(@naho_osada)です。
8歳と6歳の子(2024年1月時点)がいる、在宅で働くフリーランスのエンジニアです。
年末年始を家で過ごす人は、何を食べて飲んで過ごそうか、楽しみにしていませんか?
今回は例年最後の大仕事になるおせちを作るお話です。
作るものにもよりますが、おせちは当日だけ頑張ればいい物ではないんですよね。
自分が食べたいもの、作りたいもの、作れるものはなるべく作っていきます。
おせちらしくなくても作りたくないものは買ってきます。家族が嫌いなものは用意しません。
ここでは実際の我が家のおせち作りの流れと、完成したおせちを紹介しています。
喪中のときはこちら→喪中の時のおせちはどうする?代わりの物を用意しよう【作り置き】
おせち作りの本はこちらを参考にしています。
12月中旬~日持ちがするものを買っておく
日持ちがするものを先に買っておきます。
だし昆布、たづくりなど乾物や醤油、みりん、酒、蜂蜜などの調味料は準備できますね。
一部COOPの宅配で冷凍品を確保したりなど…ある程度手配はしておきます。
12月28日~下準備
鶏もも肉の醤油蜂蜜照り焼き
下準備をしました。
材料
- 鶏モモ肉…500g
- 醤油…大さじ5
- 蜂蜜…大さじ3
- 生姜…ひとかけら
- にんにく…ひとかけら
材料を入れて漬け込みます。
青ネギはレシピにないのですが「そこにあったので」入れてみました。効果は不明です。
これを焼くのは31日です。
12月29日~下準備
だしの準備
乾燥昆布と煮干しを水の中に入れて、冷蔵庫へ入れておきます。今回は2リットル弱作ろうかな。実際に煮出すのは次の日です。
12月30日~最後の買い出しと下準備、日持ちがするものは調理
買い出し
おせちに必要なものを買い出しに行きます。
- かまぼこ
- だてまき
- ごぼう
- れんこん
- かずのこ
- ウインナー
- ベーコン
- テリーヌなどおつまみ系
- 塩鮭
など。
魚はぶりが鉄板ですが、我が家では売れ行きが悪いので、今年は塩鮭を焼いてほぐして入れておこうと思います。
出汁を取る
昨日準備しておいた出汁を取ります。
昆布を一晩つけておくだけでも結構お味が出ますが、これをそのまま鍋に入れて通常の出汁取りと同じようにします。
煮出すときにさばといわしの削り節も入れて出汁にします。
黒豆の準備
黒豆を作る準備をします。本来は鍋から離れられないくらい大変ですが、なんと「ホットクック」が黒豆を作れるとのこと!
煮込むのが得意な彼にお任せすることにします(ホットクックの黒豆レシピはこちらです)。
ホットクックについてはこちらで詳しく紹介しています→ホットクックのおすすめレシピと使い方
レシピの通り、一晩調味料と水につけて豆を戻します。
黒豆は日持ちがするので今日作ってもいいものですが、彼(ホットクック)がやってくれるのであれば、明日の朝調理することにします。ほぼ放置でいいので。
たづくりを作る
最終日に回すとキッチンがパンクするので、日持ちするこれは先に作っておきます。
おせちレシピ本には「ごまめを炒って、レンジで温めたタレを絡めるだけ」とありますが、私はみりんの匂いがちょっと気になるので、フライパンでごまめを炒ってタレを絡めました。
タレは軽くレンジで温めて砂糖を完全に溶かしておくのがコツだと思います。
フライパンの場合、クックパーのくっつかないホイルが大活躍します。フライパンに臭いが付きにくいし、片付けも楽になります。
12月31日~全部作って完成させる
おせち作り本番です。
夫は子供たちの面倒を見たり、料理に集中する私のサポートに全力で回ります。
ホットクックが調理を手伝ってくれます。
食洗機が調理の後始末を手伝ってくれます。
全部完了するまでに6時間はかかっていると思います…一人なので、どうしても時間はかかりますね。
その間、子供たちは夫と仲良く遊んでいてくれました。助かる…!
数の子の塩抜き
これは特に調理しません。塩抜きして適当な大きさに切って完了です。
黒豆を作る(ホットクック担当)
朝イチにホットクックにセットして、名前の通りあとはお任せ。
合計3時間かかります。2時間経過タイミングで砂糖を追加しました。
完成後はそのまま冷やし、味をなじませます。
煮しめを作る
材料
- 豚肉
- こんにゃく
- にんじん
- レンコン
- 里芋
- うずらの卵
- 出汁(30日に取ったもの)
鶏肉で作ってもいいのですが、鶏肉料理は他にあるのでここでは豚を使うことにしました。
鶏モモ肉の醤油蜂蜜照り焼きを焼く
漬け込んでおいた鶏肉をグリルで焼いていきます。
焼きあがったら十分に冷まし、それから一口サイズに切り分けます。
切り分けた後、柚子を間に挟んで置いておきます。
さつまいもの茶巾絞り風を作る
さつまいもを茹でて、砂糖で調味してラップで包みます。
栗きんとんを作るには手間がかかるしお金も中々かかります。買っても同様…そしてそんなに売れないため、代用品です。
たこときゅうりの梅酢和えを作る
材料
- たこ
- きゅうり
- わかめ
- 梅干し…5つ程
- 酢…大さじ5
- 砂糖…大さじ3
- 醤油…小さじ2
調味液に適当な大きさに切ったたこ、きゅうり、わかめを漬け置きます。
なますを作る
ピーラーで大根と人参を薄く切り、更に細長く切って電子レンジで加熱調理したあと、甘酢に漬けます。
本来は電子レンジ加熱は不要ですが、大根の辛みが苦手なので加熱してから調理しています。
来年は千切りスライサーなどを用意するといいなと思いました。包丁とピーラーだとすごく時間がかかる…
塩鮭を焼く
買ってきた鮭を焼きます。
この工程のみ、鮭弁当を作っている気持ちになりました。
かまぼこの飾り切り、伊達巻を切る
わかめは塩抜き(乾燥わかめの場合は除外)、きゅうりは塩もみして水分を抜いておきます。
ごぼうとにんじんのきんぴらを作る
たたきごぼうが王道ですが、売れ行きが悪いのでごぼうはきんぴらにします。
野菜系が不足しがちな年末年始の、丁度いいお野菜食物繊維源になります。
だし巻き卵を作る
せっかく出汁を取ったので、だし巻き卵を作っておきます。
ちょっと崩れてしまいました。
これもまた、お弁当に入れる卵焼きを作っている気分になりました。
ウインナーを茹でる
と言いながらレンジ調理です。
順次詰める
お重に詰めていきます。この瞬間がいつもわくわくですね。きれいに詰められる方ではないのですが、ここは頑張ります。
完成
一の重
- かまぼこ
- 伊達巻
- だし巻き卵
- 田作り
- さつまいもの茶巾絞り
- なます
- たこときゅうりの梅酢和え
- 黒豆
二の重
- 鶏もも肉の醤油蜂蜜照り焼き
- ウインナー
- 数の子
- きんぴらごぼう
- 塩鮭
三の重
- 煮しめ
自分で作るおせちはいいものです
今年も自分好みのおせちができました。
全部作るのは大変ですが、自分で作ると自分も家族も好きな味にできます。
おせちの中でも好きではないものは作らなければいいですし、代わりの物を入れても良いでしょう。
今年もいい一年になりますように!
喪中のときはこちら→喪中の時のおせちはどうする?代わりの物を用意しよう【作り置き】