3歳児検診の話です。
自治体によってやり方は全然違うと思いますが、レポートです。
※この検診は2018年のものです。2021年の検診の話はこちらです。
3歳児検診-新型感染症の対策で快適な検診だった話-
検診日の一日の流れ
- ~11:00まで 家事、検診準備
- 11:30 妹、保育園へ
- 12:00 2人でランチ
- 13:00 検診会場へ到着
- 15:30 検診終了
- 16:00 妹お迎え
- 16:30 帰宅
1歳半検診の記憶からすると長くなることが予想されましたし、0歳はずっと抱っこになり不自由を強いられてしまいます。
保育園へ通っている身なのですから、使わない手はありません。保育園で悠々自適に過ごして待ってもらいました。
この日は母休みに。そこまで忙しくもなく、午前はともかく実質1日取られるようなものなので、落ち着いて仕事していられないです。
検診会場へ到着
いつからか場所見知りが強く、見知らぬところだとすぐに「だっこー」になります。できるだけ歩いてほしいのですが。
今回も見知らぬ場所に該当するので、駐車場から「だっこー」でした。しかしここでは促して歩かせることに成功。
そして到着、中に入ってみると…
人、人、人、人…
入、入、入、入…
一応検診の指定時間あるんですが、そんなもんあってないようなものでして、結局早い者勝ちなんですよね。指定時間通りに始まらないし終わらないし。でも早く着いたとしても早く終わるとは限らないのが検診です。
それを見た息子、固まる。
見事なフリーズでした。
きっと息子にはこんな世界に見えていたであろうと思います。
場所見知りがある子です。怖かっただろうな…
とりあえず本当に全く動かなくなってしまったので、受付だけ先に済ませてきました。
戻ってきたらだっこコール、そこからだっこで開始です。
検診会場ではやむなく?下の子(大体0歳)を連れてきている方はすごく大変そうでした…その大変さは簡単に予想できる。それ考慮して連れてこなかったんだから…
反対に上の子を連れてきている方もいました。殆どが幼稚園生で、この検診の後だとお迎えが間に合わないからですね。こちらは上の子がぐずらなければ、手助けとなっていたようです。中には上の子がぐずってしまって大変なことになっているところもあったようです…。
第一の関門、受付からの順番待ち-3歳を宥めながら進め-
第一の関門までは15分くらいだったでしょうか。順番は30番くらいでまあ早い方だったのですが、やっぱり待ちます。
皆さん1歳半検診までに
「(郵便物に書いてある)この予約順は嘘だ。早くいって受付してもらわないと終わりがどんどん遅くなる…!」
と学習しているからですね。早く来る方が多いです。
かかる時間が大きく変わるわけではありません、2時間以上はかかります。
でも開始が14時だと、終了が16時、下手すると17時。
夕方の大変たいっへん忙しい時間に突入ですよね。
夕飯風呂寝かすまでの流れが…
そのラッシュに至る前に終わりたければ、やっぱり早く受付するしかないです。
機嫌は悪くないものの、人がいすぎてべったりな息子を連れながら順番待ち。
緊張しすぎて照れて?はにかむ様子を見せながら進みます。泣きはしませんでしたが、とにかくべったりでした。
途中息子申告のトイレに付き合いつつ、じわじわ進みます。
第二の関門、保健師面談-問診表からその子の特性を把握せよ-
順番待ち15分程度、保健師のところに辿り着きました。
長テーブルに6人くらい保健師さんが座っていて、空いているところに進むスタイルです。どの保健師さんがいい、などと選ぶことはできません。
問診表にも書いているのでそれを見ながら進みます。
聞かれたことはざっとこんな感じでした。
この間、息子は椅子にまとわりついたり、鞄のストラップを引っ張って遊んでいました。隣の幅も狭いのでなんかごちゃごちゃしてましたね。
- 日中生活場所のメインが自宅か保育園か
- 生活リズムは整っているか
- 食事は摂れているか、極端な好き嫌いはないか
- 運動面は問題ないか(歩く様子が変な気がしないか、など)
- トイレは自分で行けるか
- わっかの空いている方向を当てる視力検査はできたか
- 自分の名前を言えるか
- 自分の年齢を言えるか
- 父親は育児に協力的か
「基本大丈夫?心配ないかな?」
というようなことです。
自宅視力検査は無理でした。たぶんできてるんですが、如何せん遊びと勘違いしているのでふざけが入ってよくわからない…
※あとで保育園の先生に聞きましたが、このわっかを当てる視力検査は年長さんでも難しい場合があるそうです。3歳なりたてがやるのはそもそも無茶なのか。
自分の名前と年齢は言えませんでした。そもそも家で練習したりもありませんでしたし、仕方ない。
仮に練習していたとしても、場所見知り緊張照れ隠し笑いで言うどころじゃなかったかもしれません。
問診票と保健師質問の不思議-父親は育児に協力的か-
それから、赤字にしましたが
「父親は育児に協力的か」
これですね。これですよね!毎度違和感があります!
検診の度に聞かれてきました。問診票にもあります。つまり、問診票が母親回答の前提なんですよね。
やっぱりまだまだ男性の方が仕事忙しいし、仕事をセーブするのは女性の方が多いから、ってことなんでしょうか。実際に男手、父親一人で検診にきている人は一組だけでした(それでも一組いたよ!)あとはみんな母親が連れてきていました。
とはいえ、両方あってほしいと思います。向こうが想定しているのは確かに母親が回答する、かもしれませんが、何事も例外は考えておかねばなりません。
この場合は
- 「(回答者が母親の場合)父親は育児に協力的か」
- 「(回答者が父親の場合)母親は育児に協力的か」
にするべきだと思います。そうすれば例外を処理できますね。
if(回答者が母親){
echo "父親は育児に協力的か";
} else if(回答者が父親) {
echo "母親は育児に協力的か";
} else {
echo "父親は育児に協力的か";
echo "母親は育児に協力的か";
}
第三の関門-視力検査をせよ-
適当に保健師問診も終了し、次は別の部屋へ移って眼科検診です。
眼科検診の部屋は薄暗くなっていたので、入るのをちょっと嫌がっていました。何かに興味を取られて入室して捕獲しました(何に興味を取られたのかはちょっと不明でした)
視力はゴーグルのようなスコープみたいなもので視力を測定しました。
リンク先にありますが、こんな感じの物でした。
世の中には便利なものがあるんですねー!これで視力スクリーニングができてしまうとは!
結果、異状なし。次へ進みます。
第四の関門-身長体重測定をせよ-
次はまたまた部屋が変わって、身体測定です。その名の通り、身長、体重を測定します。
ここではパンツ一枚になって測定するのですが…
息子、いやいや攻撃!
全力で脱衣を拒否しています!
これは脱がせない!!
身長と体重測るからね、と説得しているうちに順番が来てしまい、服を着たまま測定することに。
体重計に乗せるのも嫌がって大変でしたが、そこは保健センターのアンパンマンの顔つき体重計(体重計の丸いところにイラストが貼ってあるだけ)でクリア。
その流れで身長も計って終了です。
家では裸で走り回ることも多いのですが、たぶん、知らない人がたくさんいるところで裸になることに抵抗があったんでしょう。
外で裸になるのは危険、という防衛本能的なものでしょうかね…。
最後に
「服の分体重減らすけどどのくらいかな?200gくらい?300g?」
と聞かれましたが、
「いや…どっちでも」
と素で答えたかーちゃんでした。
答えなければ先に進めなかったので、「じゃあ200gで」としたかーちゃんでした。いや本当どうでもいいこと聞かないでほしい。時間の無駄だわ。
そんなん、妊婦検診の食事指導が入るかどうかの体重測定じゃないので。
「服の分200gくらいかな?引いておくねー」
でいいです。そこがシビアで肥満児になるわけでもないし。
※妊婦検診の体重測定は服の分がマジで深刻です。服の分が引かれない場合は薄着で行って測定するのが常です。多ければ指導されます。
※尚、記事の途中ですが、妊娠の体重管理話はこちらです。
第五の関門-歯科検診-
身長体重が終わったら、今度は歯科検診!
口を開けて他人に見せる、これがなかなか難しい。
やっぱり仰向け口開けなんて無防備だから、嫌がるのは防衛本能的なものなんでしょうかね。
息子も例外なく嫌がりました。でもそこは歯医者さん、慣れたもので短時間で終わらせてくれました!ありがとう!
結果は異状なしでした。虫歯見つかろうもんなら大ショックだったので、本当に良かったです…
第六の関門-小児科検診-
この時点で開始してから1時間ほどが経過しようとしていました。
昼寝をしていないから眠い、なんか知らないところで怖い、緊張する、疲れた、の3歳児が愚図り始め、抱っこだっこーがまたも開始されました。
1歳半のときは会場を走り回ってたんですけどね。これも成長です。
だっこで宥めながら、小児科会場の方をちらとみると…
うちのかかりつけ医の先生がいるではありませんか。
そういえばかかりつけ病院はその日の午後、休みでした。
そうか、午後休診の平日はこういうところでお仕事されることもあるんですね。考えてみれば納得です。じゃなかったらこういうところの検診にいる先生方はどこから来るんだって話になりますものね。
もう泣きはしないけどぐずぐずマックスに近い息子にそれを伝えるも、通じたんだか通じてないんだか…><
待つこと15分くらいでしょうか。ようやく呼ばれて行くと…
かかりつけ医による検診
「どこかで見た顔が来たねー」
なんて言われましたよ。私も笑っちゃたよ。1/3の確率だったのですが、見事引き当てました。
身体的には特に異常なし、ただ名前と年齢が言えないので先生が再チェック。
「何歳~?三歳、ってやるんだよ」
って最早、指も含めて仕込んでますよそれ!という突っ込みを堪えつつ、
「しゃんさーい」
息子、仕込まれた。
「あ、言えたねー^^」
で「年齢は言えた」とOK。いいのかそれで。
帰った後も「何歳?」と聞くと指付きで教えてくれたから、あの時限りではなかった。仕込まれた。
名前は言えませんでしたが、帰ってから氏名を元気よく言ってました。言えるんじゃん…
※次の日、妹が発熱してまた病院へ行って先生とお会いしました。
最後の関門-保健師による結果説明-
知っている先生に会えたことでちょっと緊張が解けたのか、ようやく慣れてきたのか、少しお調子者モードが見え隠れしながら最終試練へ。
ここまでで1時間半。もう私も疲れてきましたかなり…
またまた15分ほど待って保健師の結果説明へ。
結果は問題なし、指定の積み木の色を渡す試験(?)もクリア、気になることはありませんか?とのことで質疑応答コーナーへ。
うちの子は言葉が遅い方です。こちらの言っていることは十分わかっている。二語、三語はもちろん出ています。しゃべろうという気はあるらしい。が、「文章」にはあまりなっていない。発音もまだまだ幼児だね、という聞き取りが難しい感じ。なので、
親としてはこちらの言いたいことは全部通るし、ゆっくりなだけで問題ないだろうと思っている(思いたい)のですが、プロの目から見てどうですか?発語に問題ありそうですか?
という質問をしました。
一言でいうと、回答は
微妙
とのことでした。
切羽詰まると明瞭にしゃべったりするんです。だっこしてほしいのにどうしてもしてくれなかったときに
「さっきだっこしてくれるっていったじゃん!!」
とかーちゃんに発言したこともあるので、本人のやる気か?と思わなくもないのですが…
こちらの言いたいことが分かっていない場合は案内するけど、わかっているし、全くしゃべらないというわけでもないので、お母さんが希望するなら案内しますが…どうします?
とこちらに選択権がある状態。
それだったら、私は息子のペースを信じて待つよ。と思っているので、特になしで終了しました。
来年になってもしゃべらなかったら問題なので、そのときは言葉の療育に行くことになるんでしょうか。
ようやく終了
所要時間、2時間30分。長かった…
そのまま妹を保育園にお迎えへ行き、終了しました。
帰りの車内でお茶をよこせだの眠いだの大騒ぎ、10分もない間に車内で寝るなど色々やらかしてくれました。
大変だったね。でも無事に終わったよ。これで一安心だね。
お疲れ様でした。