子どもとテレワーク子育て在宅勤務・テレワーク働き方
更新日 : 2023年7月3日
投稿日 : 2020年4月28日

「元気な未就学児が家にいる」在宅で仕事をする時間割

「元気な未就学児が家にいる」在宅で仕事をする時間割の画像

こんにちわ、婦人(@naho_osada)です。
8歳と6歳の子(2024年1月時点)がいる、在宅で働くフリーランスのエンジニアです。

昨今のコロナウイルス騒動で在宅勤務の方も一気に増えました。

家に一人でやる方もいれば、家族全員が在宅、また小さい子供(~小学校低学年くらいまで)や、留守番ができる子供(小学校中学年~高校生)が在宅など、様々な状況で仕事をしているのだろうなと思います。

私はこの中で「小さい子供がいる状況」に相当します。4歳10か月と2歳4か月です(2020年4月現在)。2人共保育園児です。

以下、そんな中でどうやって仕事時間を確保しているのかという我が家の一例を書いていきます。参考になれば幸いです。

初めに書いておきますと、魔法はありません。現実ラインは4時間確保。

母の仕事は在宅、おうち大好きフリーランス

私は「在宅のおうち大好きフリーランス」です。おかげさまで2年。
コロナ騒動で仕事が減った方も多いようですが(職種によっては大変なのはお察しです)、今のところ(2020年4月)そこまでの影響は受けずに済みそうです。ただ、今後はどうなるか誰にもわかりません。

母は普段から家で仕事をしています。在宅なので、市から要請されている「登園自粛を要請」に応えることができます。

ただ、「職場が家」というだけで子供たちが家にいると仕事が成立し辛いのは同じこと。

体調不良時の対応と登園自粛中の違い

体調不良のときは「おとなしく布団で寝ていてくれ、走り回らないでくれ」というのが前提にあるため、一日中テレビにお世話してもらうでも問題ありませんでした(寧ろそうしないと走り回ろうとする始末、熱出て大変じゃないのか君たちは…)

しかし今回は体調不良などではなく、健康体です。

「元気な子供たちを見ながら仕事をする」という点が、一番大きな違いです。

(余談ですが、今回の騒動で「子供が家にいるから、面倒見ながら仕事できていいよね」と思っていた方々はそんなことなかったな、と思っていてくださると嬉しいなと思っています。)

子供がいる状態で在宅仕事をするにあたって

以下の制約が入ります。

  • 1日3食、人数分を作る(当然ながら給食はない)
  • 元々6時間程度の仕事時間とはいえ、どう計算しても6時間確保は難しい(8時間は論外)
  • 風邪などの体調不良で休んだ時とは違うので、丸一日テレビ育児というわけにはいかない
  • 家の外でも中でも、一緒に遊ぶ時間はどこかで必要
  • 父は在宅仕事の日もあるかもしれないし、ないかもしれないのでアテにしない(お仕事頑張ってください!)

補足:体調不良時の緊急避難措置

体調不良時の緊急避難的なものはこちらを参照してください。

参考に、これまでの挑戦記事のリンクを載せておきます。近い年齢の記録があればそちらを参考にしてください。

体感として、動かない0歳児(ご機嫌か寝ている状態が多い児)か、3歳以上で一人遊びができる、おむつ外れが完了していると在宅仕事しやすいと思います。

「何故仕事をするのか」を子供に説明する

この制約以外に大事なことが一つ、あります。

それは「なぜ仕事をするのかを説明しておくこと」です。

「なんで家にいるのに仕事するの?」と疑問に持つことでしょう。
いつもは家にいたら遊んでくれるのに、どうして?と。

お金を稼ぐため、コロナウイルスの影響で具合が悪い人を増やさないようにできる人はおうちで働くようになったんだ、というのが主な理由かと思います。
その辺りをかみ砕いて説明した方が、今はわからなくても後々「あれって、ああいうことだったのか…」とわかるときが来るかな、と思います。
私の場合はお金を稼ぐためという理由以外に、「私がやりたいからやっている部分もある」という説明をしています。
より分かっていないと思いますが、2歳にも同じことを伝えています。

試験開始及び運用

制約を把握したところで、本運用の前に思考と運用実験をします。

無理条件

これまでも在宅仕事をしてきた経験から、以下の無理条件がわかっていました。

  • 2歳が起きている間は無理
  • フルタイム8時間や、時短の6時間も無理
  • 朝からやるのは無理
  • 夜中起きてやるのは無理(寝かしつけがあるので一緒に横になるので、そのまま疲れて寝てしまう)

仕事先の都合もあるので、どうにかして「昼間に時間を捻出する」必要があります。

仕事の条件

私の仕事について書いておきます。

  • 主にプログラムを組む仕事
  • すべてオンラインで解決する
  • Web会議&電話なし
  • Slack活用

相当特殊だとは思うのですが、私の業務にWeb会議と電話はありません。
すべてテキストベースで解決しています。
このため、「会議中に子供が乱入してきて話にならない」のは発生しません。
(そもそも会議が嫌いなので普段から助かっています。)

書いておけば時間があるときに見てお返事。相手に投げた質問も、時間があるときに見てお返事。
余程の緊急時のみ電話がありますが、年1回あるかどうかの頻度です。

試験運用のタイムスケジュール

今までの経験からも予想で来ていたので、タイムスケジュールを組むのにそれほど迷いはしませんでした。

  • 5時 起床、自分時間(ゲームなどをやっています)
  • 6時半 自分の身支度(日焼け止めを塗って外に出られる状態に、化粧なし)
  • ~8時45分程 朝ごはん食べる / 4人分の昼準備(夫弁当) / 夕飯準備 / ロボ掃除機のための床の片づけ / 子供たちの身支度
  • 9時 晴れの日は公園へ出発、雨の日は一緒に何かをする
  • ~11時半 外出の場合は帰宅
  • ~12時 昼ごはん(作ってあるので「レンジでチンするだけ」で準備完了)
  • ~13時 2歳昼寝の寝かしつけ
  • 13~18時 仕事(※~15時半までは4歳一人遊び、15時半以降おやつを食べてからは2歳と一緒にテレビタイム)
  • 18時 夕飯
  • 19時 風呂
  • 20時 就寝

※洗濯→乾燥機は夫の夜の仕事
※食器は食洗機
※掃除はロボ以外してないようなもの

保育園へ行かないので、送迎時間と化粧時間、保育園準備時間がなくなります。トータル1時間半程でしょうか…?

実際のタイムスケジュール

試験運用してみた結果、このパターンが一番安定することがわかりました。字の色が橙色のところが予想と実際が異なったところです。

  • 5時 起床、自分時間(ゲームなどをやっています)
  • 6時半 自分の身支度(日焼け止めを塗って外に出られる状態に、化粧なし)
  • ~9時 朝ごはん食べる / 4人分の昼準備(夫弁当) / 夕飯準備 / ロボ掃除機のための床の片づけ / 子供たちの身支度
  • 9時15分 晴れの日は公園へ出発、雨の日は一緒に何かをする
  • ~11時半 外出の場合は帰宅
  • ~12時 昼ごはん(作ってあるので「レンジでチンするだけ」で準備完了)
  • ~14時 2歳昼寝の寝かしつけ
  • 14~18時 仕事(※~15時半までは4歳一人遊びだが結構煩い、15時半以降おやつを食べてからは2歳と一緒にテレビタイム)
  • 18時 夕飯
  • 19時 風呂
  • 20時 就寝

2歳児が中々寝つかない問題がありました。
午前中遊んで疲れているのに、中々寝ないことが度々。一人で寝るのが母恋しさに泣いてしまってできない。寝ないからと起こしていると夕方暴発するのでそれは避けたい。
寝かしつけに時間をかけると13時に開始することができないため、14~18時が現実ラインだなとわかりました。ついでに自分も体を横にして休めていますし、丁度いいかな。寝落ちだけ注意ですね。

また、4歳一人遊び時間にかなり話しかけられます。それはもう「そういうもの」と割り切り、あまりにしつこいときは「仕事時間だからね」といって下がらせます。下がらないときは警告です。

YoutubeやPrimeVideoをみせていればおとなしいことはわかりきっていますが、それだと午後いっぱい画面を観続けてしまうことになりかねません。
2歳が起きてきたときにYoutubeやPrimeVideoをやめると、今度は兄妹喧嘩率が上昇します。なので、可能ならば休憩挟みつつ夕方の2.5時間ほどに抑えたいところです。

「子供在宅でお世話しながら在宅仕事」のポイント

以下の点だと思いました。

  • 午前中、子供と一緒に遊ぶなりして発散させる
  • 午後は親の仕事時間としてきっちり分ける、わからせる(これも中々難しいのですが、わかってもらうしかありません)
  • 仕事時間は14~18時の4時間。運が良ければ13時開始で+1時間できるかどうか
  • 朝のうちに一日の調理の9割を済ませる
  • 昼ごはんはとにかく時間をかけない。レンジでチンして5分で準備完了する勢いがあった方が良い。調理器具を使った調理を避ける。
  • 必要がなければ夜に起きてきて仕事をしない(疲れるから)

子供との時間もとって、仕事もして、となるとこれが限界でした。1日4時間。
もし日中に収まらないことがあったら夜起きてきてやるしかないでしょう。

また、子供が小学生で勉強の面倒を見ないとならない場合もまた対応が変わってくるかなと思います。小学生の子がいないので想像するしかありませんが、外へ行くなら早朝散歩、午前中に一緒に勉強をして、午後は自由時間。外で遊びたい子の場合は隔日で午前中に外遊びの日を入れる、などでしょうか?

子供たちの反応

元々慣れているので、仕事に関して特別どうこうということはありませんでした。

一日中母親と一緒にいるので、とても甘えているのがわかります。2歳が特に甘えてくるようになったなと思います。半強制休みも悪いことばかりではないですね。

市から要請されていた内容

最後に、全国に緊急事態宣言が広まったときに要請されていた内容を残しておきます。
ざっくりまとめると、

  1. 1号認定(短時間保育)は休園
  2. 2号、3合認定でも「育休のため」利用している場合は休園
  3. 親の勤務による2号、3号認定は「登園自粛」を要請

となっています。
我が家は3番の「登園自粛を要請」、つまり「在宅でできる場合はなるべく在宅でお願いね」という状況です。

まとめ

  1. そもそも「子供在宅でお世話しながら在宅仕事☆」なんて難題、ハードル高い
  2. それでもやる場合はできるけど、昼の時間確保はせいぜい4時間、それ以上は深夜早朝を使う
  3. 朝に一日の料理タスクを制覇しておく、日中調理は絶対にしない
  4. 保育園は神(いつもありがとうございます!)

参考に、これまでの挑戦記事のリンクを載せておきます。近い年齢の記録があればそちらを参考にしてください。

体感として、動かない0歳児(ご機嫌か寝ている状態が多い児)か、3歳以上で一人遊びができる、おむつ外れが完了していると在宅仕事しやすいと思います。

参考になりましたら幸いです(‘ω’)ノ

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