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更新日 : 2023年7月3日
投稿日 : 2019年9月30日

乳幼児の面倒を見ながら在宅作業はできるのか-ワーキングマザーの挑戦 総集編-

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こんにちわ、婦人(@naho_osada)です。
8歳と6歳の子(2024年1月時点)がいる、在宅で働くフリーランスのエンジニアです。

これまでワーキングマザーの挑戦として、子供の面倒を見ながら在宅仕事ができるのか、というタイトルの記事を書いてきました。

現在(2019年9月現在)、息子は4歳になりました。

今まで「家にいても母親は仕事をしていて遊んでくれないことがある」という状況下に何度か出くわしており、本人の成長と状況の慣れも出てきたため、よっぽど困るような状況にはなりえなくなりました。

そこで、ここでこれまでの「総集編」として、諸々をまとめておこうと思います。

在宅ワーク挑戦シリーズ一覧

参考に、これまでの挑戦記事のリンクを載せておきます。近い年齢の記録があればそちらを参考にしてください。

体感として、動かない0歳児(ご機嫌か寝ている状態が多い児)か、3歳以上で一人遊びができる、おむつ外れが完了していると在宅仕事しやすいと思います。

基本的に「在宅ワークをしながら子供を相手をするなど無理」

もう何度も記事の中でも書いていますが、基本的には無理です。緊急避難的に、例えば子供が熱を出して保育園にいけないような状況下で効果を発揮します。また、子供が具合が悪くて泣いている中仕事をするのもできません。

大した事なくて元気だけど発熱している、病後回復期などで登園できないときの切り札として使える程度です。

子供の年齢による難易度

勤務時間は9~16時を仮定します。

難易度★★★★★:0歳10か月頃(立ち上がれる程度)~2歳半まで

最難関です。起きている間は仕事ができません。

後追いがあったり、あらゆるものに興味があってパソコンを触ろうとするので、まず仕事にならないのが原因です。

仕事はできたとして、12~15時程度の3時間程度です。

難易度★★★★:0歳10か月頃まで(立ち上がるまで)

0歳代で動かない頃は、起きていてもこちらが常に構う必要もないので、0歳10か月頃~2歳半までに比べれば可能です。

ただ授乳やおむつ替えの基本的お世話がありますし、夜間授乳もまだ終わりきらない上にそもそも産後の母も体が安定していない頃です。寝不足でやり辛いと思います。

起きている間も作業できますが、安定してできるのはお昼寝時間です。

仕事はできたとして、9~16時までの最大4時間程度です。最低2時間はお世話時間で溶け消えます。

難易度★★★:2歳半~4歳

言葉がかなりわかるようになることで言い聞かせることができ、また子供の物ごとへの集中力もかなり出てきます。

お絵描きや塗り絵、粘土、シールブックなどの集中できるものを渡してできたら見せてもらうようにする他、テレビ、録画、DVD、YouTubeで長時間視聴できるようになってきます。

この頃になると昼寝をしなくなる上に短くなってくるので、昼寝時間にやることはできません。

仕事はできたとして、9~16時までの最大5時間です。とはいえ5時間もできるときのほうが稀です。

難易度★:4歳~

この年頃になると、子供が在宅でも仕事をすることがほぼ可能になります。

言い聞かせはもちろんできます。2歳半以降と同様に、自分で遊ぶことに集中できます。大体はおむつ外れも済んでいる頃合になるので、必ずやらなければならないのは「一緒にお昼を食べる」「おやつをあげる」くらいです。

丸一日テレビ、録画、DVD、YouTubeになることもあります。たまのことですし、何より病中、病後回復期のため、おとなしくしてもらうことも必要です。

テレビ番組系が好きな子は「特別な日」という印象を持つかもしれません。

ただ、布団でおとなしく寝ている「だけ」というのはまだ難しいようです。

仕事は9~16時までの最大6時間可能になります。(昼休憩の1時間で一緒にお昼を食べます)。

補足:難易度を上げる要素

子供の性格はもちろんのことですが、これらの基本難易度に加えて

  • 昼寝を一人でもできるか(寝かしつけに時間がかからないか)
  • 一人遊びができるか
  • トイレトレーニングが完了しているか

によって難易度が加わります。

これらが問題なくできる場合は上記の難易度のままですが、~2歳半までは昼寝を一人でできない(寝かしつけに時間がかからない)、それ以降は一人遊びができないと難易度∞になります。つまり、仕事はできません。

普段の生活で親に頼らない遊びができるように慣れさせておく必要があります(構いすぎなければいいのだと思います)。昼寝についてはネントレで、一人でも寝れる状態を作っておきます。(ネントレシリーズ記事を参照してください。

トイレトレーニングの完了如何については、まだトイレトレーニングが始まっていないおむつ期間は影響してきませんが、トレーニング最中はトイレの世話が入ってくるため、仕事が度々中断されて面倒なことになります。難易度+★×5です。

年齢が近い子供が二人在宅の場合

上の子が下の子の面倒を見てくれる側面もあると思いますが、基本的には下の子の作業状態になります。下の子の年齢の難易度に+★×2程度付くと思ってください 。

上の子が4歳以上で★1の難易度になっても、下の子が~2歳半までなら下の子の対処が必要になるので、昼寝時間以外は作業できません。

私のところは約2年半の年の差です。上が4歳~、下が~2歳半のところに属するので、二人いると昼寝時間のみの作業になります。

上の子と年齢が離れていて、且つ上の子が下の子を完璧にガードしてくれるのであれば仕事はできると思いますが…、あくまで予測です。

やっぱり保育園は偉大

毎回、最後に書いています。全く同じです。繰り返します。その子供を預かってくれる保育園という存在は本当に助かります。偉大です。

本当に感謝です。保育園に安心して預けられるから、働きに出られます。

在宅仕事を「選択できる」社会に望むこと

私の場合はそもそも個人事業主(2019年9月現在)のWebエンジニアで、客先常駐ではなく、在宅仕事ができるようにしています。子供が体調を崩したらその対応は基本的に私が行います。

そのため、「子供がいても在宅ワークできるか」という問題に直面していました。

リモートワークは在宅なので、ある意味いつでも働くことができます。

リモートワークで働き方ブラック改革をするのではなく、リモートワークを選択できることで

「子供(家族)が体調不良(介護)で休んでいて看病しなければならず、仕事が滞る。更に働いていないから給料まで下がってしまう!」

といった事態を回避する策の1つになればいいなと思います。

参考に、これまでの挑戦記事のリンクを載せておきます。近い年齢の記録があればそちらを参考にしてください。

体感として、動かない0歳児(ご機嫌か寝ている状態が多い児)か、3歳以上で一人遊びができる、おむつ外れが完了していると在宅仕事しやすいと思います。

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