保育園が決まった!職場復帰だ!
まずは、おめでとうございます。
そうすると次に気になるのは、保育園の持ち物や生活リズムなどの日常のことと、入園前に必ず行う慣らし保育のことではないでしょうか。
- うちの子、大丈夫かしら?
- 保育園に慣れてくれるかしら?
- 毎日泣いてしまって行けないのではないかしら?
と思うのも自然なことです。
でも、大丈夫。何とかなります。
ここでは新しい園に通うときの慣らし保育の流れを紹介します。
「転園」の慣らし保育についてはこちらです→転園でも慣らし保育は必要!仕事の調整必須です!【転園慣らし保育3回経験者が語ります】
慣らし保育とは
慣らし保育は、その名の通り、子供たちを新しい環境へ慣らすための保育期間のことです。
長くても5日以内には終わることが多いようですが、あまりに慣れない子の場合はこれ以上かかることもあるそうです。
著者は0歳、1歳、3歳(転園)の慣らし保育を経験してきました。
慣らし保育の難易度は年齢と共にあがりますが、3歳をピークに以降はそれほど苦労しないと思われます。
愚図りはもちろんあるでしょうけれど、3歳にもなれば話せばかなりわかる年ですし、周りが楽しそうにしてるから僕も私も遊んでみよう!となるからのようです。
慣らし保育中の心構え
子供が慣れるための期間なので、この期間中は仕事はほぼできないと思ってください。
特に4日目のお昼寝ができるようになるまでは午前の数時間で終わるので、仕事するよりも待機していた方がいいくらいです。
5日目以降、1日大丈夫になってから少しずつ復職、または就職開始と思っていた方がいいです。
無理していっても、仕事になりません。
新規入園の慣らし保育は原則月初めから
保育園から説明があるとは思いますが、慣らし保育は原則月初めから行われます。4月新規入園の場合、慣らし保育は4月1日からになります。
どうしても前月からお願いしたい場合は一時保育枠を使って行うことも可能な場合があります。ただし枠が少ないので、必ずできるわけではありません。園によってはやってないかもしれません。
ですが、もし枠が取れれば、3月末に慣らし保育を終えて、4月初めからお仕事のスタートができるでしょう。
慣らし保育期間の流れ
以下は園や子供によって異なるので、参考程度に読んでください。
1日目
1時間で終了します。その場に慣れるための時間です。
一時間ずっと泣きっぱなしになる子も多いと思います。
2日目
2時間程で終了します。お昼は食べません。
1日目で慣れてきていると、初めは泣いていても帰りには泣き止んでいる子も多いと思います。お迎えの人を見たら泣くのはご愛敬かも。
3日目
3時間程で終了します。お昼を食べてきます。
1日目で慣れてきていると、初めは泣いていても帰りには泣き止んでいる子も多いと思います。お迎えの人を見たら泣くのはご愛敬かも。
4日目
3日目までがスムーズに行けた場合、お昼寝まで行います。14~15時くらいまでの保育になります。
ここでお昼寝ができてしまえば、もう慣れたも同然。朝は泣くかもしれませんが、もう心配ありません。
お昼寝が一つの難関となっていて、眠くなって寂しくなって大泣きしたり、そもそも寝ない子もたくさんいるそうです。
(尚、保育士さんはこの「寝ない子」対策も万全です。さすがプロ)
5日目
お昼寝までスムーズにできていれば、又はお昼寝ができないだけであとは問題がなければ、この日から一日預けられます。
念のためお昼寝までの日をもう一日設けてもいいでしょう。
補足:週をまたぐ場合
土日などのお休みを挟むと子供の慣れが元に戻ってしまい、不安定になることも…
その場合は週明け1日目はちょっと早めにお迎えに行ってあげるなどすると、そのあとがスムーズかもしれません。
それでも前週の慣らしがあるので、すぐに慣れていくと思います。
意外と心配はいらない慣らし保育
「楽しく遊んでおいで!」
という気持ちで保育園に送っていってください。
その不安、子供に伝わります。慣らし保育が長引いてしまうかも。
「どんな楽しいことがあるかな?」
と話しかけながら登園してみてください。話せなくても。帰りは
「どんな楽しいことがあった?」
と聞いてみてください。話せる年齢なら、教えてくれるでしょう。
我が家の慣らし保育体験談
ここからは私の慣らし保育体験談を記載しておきます。
息子1歳半、12月入園(2016年頃)
認可外の保育園に入園して、就職しました。
10月頃から入園希望を出していましたが、認可園に決まる前に就職が決まったので、認可外の保育園へ入園しました。
この時点で離乳していたのでミルクの心配はありませんでした。ストローマグを使っていました。
1日目
預ける瞬間から、何かを察していやいや…この日は1時間で終了しました。泣きっぱなしでした。
新しい職場に顔を出して仕事を終えました。
2日目
2時間。午前のおやつを食べ終わった頃にお迎えに行きました。
やはり泣きっぱなしだったようですが、おやつを食べて気が晴れたようです。
この日も新しい職場に顔をちょっと出して終了しました。
3日目
お昼まで。給食だったのですが、食べられるかどうか怪しい…と思ったら、完食してしまったようです。
預け初めは泣いていたようですが、帰りはにこにこしていました。
この日も新しい職場に顔をちょっと出して終了…
4日目
お昼寝チャレンジです。万一お昼寝しなかったり、泣き叫んでどうにもならなかったら連絡してもらうことになっていました…が、全く問題なかったようです。
この日も預け初めは泣いていたようですが、帰りはにこにこしていました。
連絡がなかったので一日勤務(当時は9~15時勤務契約)しました。
5日目
お昼寝ができてしまえばもう大丈夫ね!という保育士さんの言葉通り、大丈夫でした。朝ちょっと涙目になりましたが、この日を境にそんなに大変ではなくなりました。自分から率先していこうとする日も増えました。
お迎えでは、まだ遊びたいと逃げるようになりました。
その後1か月の体調不良日
それほど困った記憶がないので、ラッキーだったと思います。小児科通いにはなりましたが、発熱一回程度だった?
娘0歳4か月、4月入園(2018年頃)
私が産休、育休を取得し、5月復帰予定の4月入園が叶ったため、0歳4か月で娘は入園となりました。兄と同じ園です。
慣らし保育期間はまだ育休中だったため、週2~3日の登園で過ごしていました。
0歳と言えばミルク問題があります。
私は早期復帰の前提で動いていたので、この時点で完全ミルクに移行済み。哺乳瓶の心配は皆無でした(ついでに乳腺炎の心配も皆無です)。
1日目
1時間で終了です。
特に泣くでもなく騒ぐでもなく、家で過ごしている延長線上のようでした。
2日目
1日お休みして次の日。2時間で終了です。
やはり特に泣くでもなく騒ぐでもなく、10時のミルクもいつも通り飲み、家で過ごしている延長線上のようでした。
3日目
1日お休みして次の日。お昼までです。
やはり特に泣くでもなく騒ぐでもなく、10時のミルクもいつも通り飲み、家で過ごしている延長線上のようでした。
眠い時は勝手に寝ていました。
4日目
1日お休みして次の日。1日でした(16時頃)
やはり特に泣くでもなく騒ぐでもなく、10時のミルクもいつも通り飲み、家で過ごしている延長線上(ry
眠い時は勝手に寝ている…。
その後1か月の体調不良日
小児科には行きましたが、熱が出ることはありませんでしたし、感染症にもなりませんでした。ラッキーだっただけかもしれません。
5月の復帰後も週3勤務だったため、娘も週3回の登園でした。毎日ではなかったのも大きかったと思います。
2人目は通園している上の子がいれば何かしら感染症を拾ってくるので、保育園に行っているから何かもらってきちゃった!ということはあまり関係ないのかもしれません。
まとめ
慣らし保育は大体4~5日かけて行うことがほとんどです。
ただし、この日数は園と子どもによっても変わってきます。
早くても3日目くらいまでは、仕事はできないと思っておいたほうが安心です。
大丈夫、自信を持っていい。あなたの子は、たくましい。