在宅勤務・テレワーク働き方雑記
更新日 : 2023年7月3日
投稿日 : 2021年1月2日

家の中に誰でも使える、集中できるスペースを作ろう!

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こんにちわ、婦人(@naho_osada)です。
8歳と6歳の子(2024年1月時点)がいる、在宅で働くフリーランスのエンジニアです。

2021年が始まりましたが、今年もコロナウイルスなしでは語れない年となってしまうのか…。早く終息してくれることを願います。

しかし、流行前は当たり前ではなかったリモートワーク、テレワーク…すなわち「在宅仕事」を一気に推し進めたのもこのウイルスです。悲しいかな…
リモートできる仕事、特にWebに関わる界隈はどんどん在宅になっているのではないでしょうか(そうであると信じたい)

前置きはこの辺りにして、この記事では「夫が在宅になったことで快適になっていく家の話」をしていきます。

早い話が「仕事やゲームを集中してできる部屋をきちんと作った」のです。

元々在宅ワークに耐えられる素地はあった家

コロナ以前からリモート専門のフリーランスで働く私がいたので、元々在宅ワークに耐えられる素地はありました。

まず、戸建てです。1階LDK+1部屋、2階に2部屋の3LDKです。そのうち1室は寝室として使っています。2室は「部屋として使うことはできる程度に整った、実質物置」です。

お互い専用のパソコンデスクはリビングにありましたし、当然モニタもある。ケーブルもある。ゲーミングチェア(私は仕事用)も完備の状態。

回線も光を引いていて家中にWiFi電波がある状態です。私が仕事を始めるにあたって導入しました。容量制限に引っ掛かる、遅いなどという問題は一切なく、動画もZoom使用も快適です。
更にもともとリモートで使うこともあったので各種小物も揃えてありました。ウェブカメラも、マイクも、ヘッドフォンとマイクの一体型のものも。好きなもの使ってください状態。

飲み物もコーヒー、紅茶、緑茶、麦茶を備えています。夏場はアイスコーヒーが常備(急冷式か水出しで作る)。

…と、先行して年単位でやっていた私が諸々揃えていたこともあって特に急いで買い足すような物もありませんでした。すんなりと移行できたと思います。基本快適です。
ですが…

夕方、子供たちが帰宅するとカオス

子どもたちが保育園から帰ってくると、一転して快適空間は地獄絵図になります。子どもたちが騒ぐ声が響き、何してるのーと夫の仕事周りにまとわりつきます。「仕事中だからダメだよ」と言っても、母とは何か異なるのか(※)どうしても邪魔してしまう。喧嘩の声や何かのはずみで出る大きな声も気になるようです。
仕事をするには中々ハードモードの環境に変わってしまいます。

※母はこれまでに風邪療養中の子どもをリビングで見ながら仕事をすることが何回もあったので、子どもたちが仕事中の私の仕事周りにまとわりついてこない習慣が身についているため。通常、夕方は基本的に仕事しませんけどね。

そもそも、リビングとは何か

そもそも、リビングは家族が集う部屋です。「生活空間」で、本来は仕事をする場所ではありません。子どもたちがいるとなればテレビの音もするし、喧嘩の声もする。子供たちを叱る声もする。炊事の音も風呂の音もする…
そう、「仕事場はリビング」になる方が、実は異常です。

私は普段はお茶を淹れるのにも、昼休憩にも便利、「子どもたちが病欠のときに看ながら仕事ができる状況にしておく」、設備移動の手間を省くためにリビングに陣取っていますが、本来はそういう場所ではない。

避けられない混沌

それなら部屋を分ければいい、とリビング隣接の部屋に移動しました。たまたま学習机(以前は私が仕事用に使っていたもの)と椅子が置いてあったので、モニタを移動して延長コードを用意すればできます。

しかし、「陸続き」なのが悪かった。この部屋、リビング隣接なので廊下を挟んでいないのです。廊下を挟んでいない、引き戸だけの仕切りなのでリビングの音も結構響きます。
また子どもたちも部屋の気配が気になるのか、帰ったら即、必ずその部屋に行ってしまいます。邪魔をします。
またその部屋の設備の致命点、エアコンが稼働しません。冬は温暖地域の恩恵でなんとかなっても、夏は暑すぎて辛かった…。

リビングにいるのと大差ない。エアコンがない分、夏は地獄。

「これは避けられない!混沌だ!」

寝室に仕事スペースを構築?

我が家にもう一つ空調がついている部屋は寝室です。暑すぎて熱中症の危険がある日も多かったので、寝室に小さい折り畳み机(座卓)を持ち込んで空調をつけて作業する日もありました。

寝室は2階にあるので陸続きの部屋よりは邪魔が入らない部屋ではあるのですが、折り畳み机を持ち込んでいるだけなので快適かと言われるとそうではありません。モニタ置いたらノートパソコン置く場所は床です。

さらに重要な問題点が1つ。「寝室なので19時半頃には部屋を明け渡さなければならない」。

朝はリビング、夕方からは寝室、19時半以降も仕事をする場合はリビングへ戻る…つまり、家の中で1日で2回、モニタとパソコン付きで移動しなければならない。面倒ですよね。

「これは避けられない!混沌だ!」

…と、まあ叫んでいるだけでは何も変わらない。それに夫は我が家の稼ぎ頭、こんな環境のせいで仕事に穴をあけられてもよろしくない。諸々変化を加えることにしました。

別部屋に仕事場スペースを作ろう

リビングの隣の部屋は陸続き、引き戸の仕切りでリビングからの音もかなり響く。寝室は子どもたちの襲来と音をかなり排除できるけれど、日に2回移動しなければならない可能性がある。

それなら階段を隔てた2階の空き部屋に仕事場スペースを作ってみたらいいのではないか?エアコンはないけど、必要なら買えばいい。

不要というので一計を案ず「私が欲しいの!」

本人にそう提案したのですが、「なんとかなってるし、週1回だけの話だし、もったいないし良いよ」とのこと…なんて無欲。

とはいえ週1回でもこの惨状。子どもたちを叱る回数も増え、泣かれる回数も増えるので、私も実は辛い。
この運用を続けていたら色々と絶対に詰む、と感じたので、一計を案じて見せました。

「私”が”気分転換で使いたいし!仕事部屋、作る!」

そう、私が気分転換で使うから、別の仕事部屋を作るのです!これなら文句ないでしょう。実際ありませんでした。GOTOトラベルが始まった秋頃の話です。

仕事スペース、完成

少しずつ物品を買い集め、部屋の一角にこのようなスペースが完成しました。

臨時の仕事スペース

画像左にあるのは私のデスクトップ筐体です。大体はノートパソコンを持ってきてモニタに接続して使います。

イチから全部揃えると大変なことになるのでなるべくあるものを使いました。

コツは壁に背を向けて、入り口に顔を向けることです。所謂社長室の机のイメージです。

入り口に背を向けると背中が気になりませんか?家族の誰かが部屋を覗いたときにモニタが見えてしまって、別に悪いことをしていなくても居心地が悪くなりませんか?
私はとても気になる性質です。背中が壁だととても安心します。

新たに買ったもの

  • モニタ(中古)
  • クッション
  • 座卓(茶色を追加)
  • カラーボックス
  • 電源タップの延長コード

…意外と買ってなかった。

座卓だから座椅子を購入してもよかったのですが、壊れたときに捨てるのが中々大変なのでとりあえずクッション利用で様子見することに。どうしても欲しい場合は買おうかなと思っています。

新たに買いたいもの

夏もこの状態が続くようなら、エアコンが欲しいですね。南向きで日光が入るので日中はとても暖かい、つまり夏は地獄になる可能性が高い。

仕事部屋作りで気を付けたこと

  1. 新しい物を買い足しすぎない
  2. 模様替えがすぐにできるような家具や物を配置する

この二点を気を付けました。

「新しい物を買い足しすぎる」と単純に家の中に物が増えることになります。使いまわせるものは使いまわし、買い足す場合でも処分が比較的楽で、且つ他にも使いまわしができそうなものを選んでいます。
今回購入したモニタは今使っているものが壊れたときの予備になり得ますし、座卓は何かと使いまわしが効きますし、どうしても使わない場合は折りたたんでしまっておくこともできます。カラーボックスや電源タップはどうとでもできますね。

また、この配置に飽きたときにすぐに変更できるようなものにしています。これらは全部それほど重量がないので、すぐに動かすことができます。部屋の中で配置替えも容易な作りになっています。

※実際、その後配置の変更がされています。壁に背を向けていましたが、窓に背を向けるような配置に変更しました。また、この部屋での長時間作業が増えたので座椅子を買い足しました。

配置替えされた部屋の様子

一人のスペースを作りませんか?

GOTOトラベルが始まる前後までは週1程度の在宅でしたが、冬に入って奴は大流行してますね(2021年1月現在)。そのため、特別会社でできる仕事以外は在宅で仕事となり、在宅日の方多くなり…仕事部屋、それまでに用意できていてよかった。

別の仕事場所ができてから、仕事以外でも「家族全員が家にいるけど、ちょっと一人になりたい」ときの場所として使えるようになりました。モニタがあればゲームもできる。パソコン持ってくれば動画鑑賞もできる。本も読める。
一人になれる場所なので、仕事もゲームも没入感がすごい。超快適です。
難点は快適過ぎて時間を忘れがちなところでしょうか。

※この年末年始もこの一角で私はゲームをやったりパソコン作業をやったりしていました。

家族がいると、安心する。嬉しい。
それでも一人になりたいときはありますよね。人間ですから。

今回作った場所は個人の占有スペースではありませんが、退避場所としてあるととてもいいと思います。

テレワークがまだまだ続きそうな今こそ、あると便利です(‘ω’)ノ

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