毎日、家事育児にお仕事、お疲れ様です。無論私も。
お仕事の後に家事育児、疲れもあって、イライラしますよね。兄弟がいれば喧嘩も始まるし。
全てを放棄したくなるときは一度や二度ではない。
そういったことに対して、よく「自分の時間を持つ」「夫に頼む」「家事代行を使う」などありますが、今回はそういう話ではありません。
第一、そういったことを実践しても、普段のイライラは止まる気配がありません。ちゃんと息抜きもしているのに。
それがあることを心がけたら、劇的にイライラしなくなりました。
今回は2部構成です。
- マルチタスクを避けよう
全てを「シングルタスク」にするように努力する
一言で表すとこれです。「シングルタスク」がカギです。
つまり、家事と育児の同時進行をなくすことで、イライラが解決するんです。
とはいえ、口で言うのは簡単。それができれば苦労しない、と思うので、私がやったシングルタスク化の方法を書いていきます。
平日のシングルタスク
朝食時以外はワンオペが基本です。
朝のスケジュール
- 5:30 起床、自分の着替え、朝ごはんとお弁当、夕飯(※宅配弁当の日はなし)の準備、下の子の離乳食準備(※基本はレンチンのみ)、乾燥機が使えない洗濯物があるときは洗濯機を回す
- 6:30 子供と夫が起きてくる
- 6:45 夫が下の子離乳食をあげる、上の子はごはん
- 7:10 夫の朝食(※ごはんと味噌汁)を渡し、離乳食が終わっていなければ交代。終わっていれば自分の朝食。
- 7:30 夫出勤
- ~8:00 朝食の片付け、下の子の着替え、上の子の着替えを促す(基本は自分でやらせる)
- 8:00~8:30 上の子テレビタイムか遊んでいるか、下の子朝寝していることも。私はお出かけ準備(化粧や床の片付け、保育園ノートを書くなど)、あれば洗濯物を干す(少量なので10分以内)
- 8:45 ルーロを稼働させて保育園へ出発
- 9:15 帰宅、仕事準備
- 9:30 仕事開始
朝は子供のごはんと子供の保育園準備を同時に行いながら、自分が支度をして送って帰ってくるまでがキーになります。
どうしても時間が押してしまったときは朝食の片づけを放棄します。
平日朝のシングルタスクポイント
朝食、お弁当、離乳食、夕飯準備の調理場タスク
これをやっている最中は夫が子供たちの面倒を見ます。
私の調理場タスクが終わるか、出勤時間が近づくまでは夫に任せていることで、シングルタスクです。
自分の支度
早起きして顔を洗って着替えるまではなるべくやっておきます。
朝食後の8時以降、化粧などの仕上げをします。
早朝は一人なのでシングルタスク、8時以降は子供のテレビタイムでシングルタスクです。
たまに上の子が絡んできたり、兄弟喧嘩をしていますが、それほど大変にはなりません。
夜のスケジュール
こちらはワンオペです。
- 16:30 お迎え出発
- 17:30 帰宅、お風呂のスイッチを入れる、保育園の洗い物や連絡帳を確認しながらごろごろする。保育園であまりお昼寝していない場合、下の子はおやすみ
- 18:00 夕飯準備(※調理がある場合はここから約30分はかかりますが、お弁当の場合は15分)、子供たちはテレビタイム(録画又はEテレ)
- 18:30 夕飯(上の子は一人で食べる。下の子は離乳食をあげる。寝ている場合は自分が先に食べて、そのあと下の子の夕飯)
- 19:00 お風呂準備、化粧を落とす、子供たち自由時間
- 19:30 お風呂
- 20:00 寝る準備、洗濯機のセット(深夜時間帯に乾燥機)(その他できたら、明日の保育園の準備、部屋の片づけ、余裕があれば前日の洗濯物の片付け)
- 20:30~21:00 就寝部屋へ移動、就寝
※皿洗いは夫の仕事なので私はノータッチ
極稀に、夫が19時頃に帰宅する場合は部屋の片づけなどはパスします。寝る準備へ直行です。
夜のシングルタスクポイント
帰宅後のごろごろ
厳密には保育園の連絡帳を確認したりしていますが、これが結構重要です。
子供たちは帰ってきて、かーちゃんに相手をしてほしいようです。
本当は色々やりたい家事もあるのですが、そこをやらずに基本的に30分ほど「ごろごろする」ことで、子供たちが満足するようです。
かーちゃんがいつでも手が届く近くにいる、というのがポイントです。
いつでも手が届くので上に乗ってきたり、何かを見せに来たり、やりたい放題されます。
これは子供の相手をするというシングルタスクです。
※とにかく襲われるので保育園の連絡帳確認すらできないときもあります。
お風呂
三人まとめて入りますが、「お風呂」しかしていないのでシングルタスクです。
夕飯準備
ここが時間かからないように、調理をする日は極力朝に作るか下拵えまでしてしいます。
この時間帯はテレビを観ているので、実質シングルタスクになります。たまに横やりはありますがその程度。テレビを観ているせいか、兄弟喧嘩もそれほどありません。
子供たちの夕飯
以前は私も一緒に離乳食をあげながらごはんを食べていましたが、離乳食が進み「もっと早く!たくさん!」要求する娘はすぐに泣き叫ぶようになり、食卓がぴりぴりした空気になることが多くなってしまいました。
そのため全員で一緒にごはんは諦めて「子供たちの」夕飯時間としました。
時間がかかりますが、シングルタスクとしたことで、食事中のイライラは回避できています。
自分の夕飯
子供たちの食事を先に済ませた後の場合、下の子の相手をしながらになるので、シングルタスクにはなりません。
下の子が寝ていて、上の子と一緒の夕飯の時は実質シングルタスクです。
仮にシングルタスクにならなかったとしても「自分の食事を最優先でよし」という時間なので、それほど大変ではありません。
平日のまとめ
さて、ここまで来てお気づきでしょうか。
そうです、私、平日はほぼ家事していません。
掃除は基本ルーロに任せ、埃は気になったら軽く埃取りをする程度です(ほぼやらない)。
洗濯は乾燥機が基本。乾燥機を使えないものは平日の朝に洗濯して干しますが、毎日ではありませんし、量が少ないのですぐ終わります。シーツやマット類を洗って干したりなどもありますが、これもそれほど時間がかかりません。
自分が仕事に入る日、又は定休日に宅配弁当を頼んでいるので、料理をする回数も少ないです。
買い物は、平日行きません。ネット通販とネットスーパー、おうちCOOPで済ませています。土日もほぼ行きません…
土日のシングルタスク
稀に夫が出勤のこともありますが、基本夫婦二人、大人二人体制なので、かなり楽です。
ポイントはどちらかが必ず「子供たちの相手をすること」
土日は溜まっている家事も多いですし、ついつい家事を先に片付けてしまいたいと思うのですが、これをやると子供たちはつまらない。
- つまらないがゆえに茶々を入れに来て、家事が進まない。
- 家事が進まないからいつまでも終わらず、結果遊んであげられない。
- 終いにはお互いにイライラしてくる…
これを防ぐには、どちらかが必ず「子供たちの相手をすること」です。
例えば母がごはんの支度をしているとき、父は必ず子供たちの相手をします。父が掃除を始めるときは役割を入れ替え、母が子供たちの相手をします。このとき、公園に出かけることもあります。
また、家事以外にも、自由時間も確保しやすくなります。
- 父が自由時間を取るとき、母は子供たちの相手をします。
- 母が自由時間を取るとき、父は子供たちの相手をします。
- 2人とも相手をしたくないとき、テレビにお願いします(←)
自由時間取得は事前に協議して決定していますし、上の子がどうしても父でないと嫌!などと言ったときは時間を変更したり、臨機応変は必要ですが、シングルタスク導入以前に比べてとても確保しやすくなりました。
2人で同時にやらないことで時間がかかってしまいそうですが、掃除や料理など、1つのことに集中してできるので、それほど時間がかかっているという印象はありません。何よりも作業の邪魔が入らないのでイライラしなくなります。
シングルタスク導入前は夕方になると夫婦共にぐったりしていることも珍しくなかったのですが、導入後はぐったりすることはほぼなくなりました。
シングルタスクにすればある程度はイライラから解放される!
シングルタスクにすることで、特にワンオペ中の一部の家事は滞るかもしれません。
それでもイライラが減るのであれば、試してみる価値があるとは思いませんか?
土日、家事に育児に奔走して、子供たちが寝静まった夜の時間。
この時間に疲れ果ててしまって、いくら寝ている間に自分の時間、と思っても疲れ果ててしまって、とても自分のやりたいことをやる気にはならないことも多くありました。
それがシングルタスクにしてから劇的に改善され、夫婦共に夜になっても今まで程の疲労感はなくなりました。やりたいことをやれるようになりました。
是非一度、やってみてはいかがでしょうか。
このように思った理由は後編「どうしてシングルタスクだと思ったのか」に続きます。