私は在宅のフリーランスです。
もう長いことやっていますので、近所の人からは専業主婦だと思われていても不思議はありません(わざわざ確かめることもないので真相はわかりませんが、そう思われていても全く問題ないです)。
さて在宅というと「自由が利いていいね」「子どもが学校に行っている間、家でのんびりできて羨ましい」と思われがちです。
確かにフルタイム勤務と比べれば物理的な時間の制約は少ないかもしれません。
でも実際は思ってるほど余裕はありません。時間はあるようで、どこにもない。
それでも学童なしだからこそ、子どもたちに貴重な放課後の時間を提供できている。そう思って毎日をまわしています。
ここでは学童なしの我が家のリアルな日常を紹介します。
目次
朝は戦場!小学生2人+夫弁当+夕飯作り+朝家事
朝は小学生2人の対応、夫のお弁当作り、夕飯の仕込み、家事まですべて一気にやってしまいます。
- 6:00~6:30 起床、朝ごはん作り(味噌汁、ヨーグルトor果物、卵焼き)
- 6:30~6:55 夫弁当作り
- 6:55~7:20 自分の身支度
- 7:20~8:00 小学生の付き添い登校&PTAの防犯パトロール活動
- 8:00~8:30 夕飯作りの続き、調理の片付けなど
- 8:30~8:50 自分の朝ごはん
- 8:50~9:30 調理の片付けの続きと歯磨き
- 9:30~10:30 あれば洗濯外干し、掃除機かけ、部屋の片づけなど
- …終わり次第仕事開始
朝からフル回転です。
家にいるから余裕?ここを見ただけでもそんなに余裕がないのがわかると思います。
夕飯は朝に仕込むのが我が家流
疲れて動けなくなる夕方を見越して、夕飯は朝のうちにできるだけ作っておきます。
包丁は使わないように材料をすべてカットしておいて、炒めるだけ、またはホットクックに入れて加熱するだけにしておきます。
土日に作っておく、ホットクックの下味冷凍パックを使うことも。
味噌汁やスープは必ず作るようにしています。子どもが大きくなって食べる量も増えてきたので、汁物もないとおかずが不足気味になることも。
調理の片づけも山のよう!
朝食、弁当、夕食と、朝だけで実質三食分相当の調理と片付けがあります。
すべてが食洗機にいれられるわけではありませんので、入れられないものは手洗いして片付けます。
小学生、一人で登校してくれるんじゃなかった?
小学生になったら、保育園時代と違って自分で学校へ歩いて行ってくれるし、その時間が浮くからラクになる…そんなことを思っていた時期、私にもありました。
ですが蓋を開けてみたら「途中までついてきて」の子どもの要望が。気づけばもう4年目です。
これを活かして、ついでにPTAの防犯パトロール係(私の所属するPTAは年間で一人一回は何かしら活動するルールです)も担って通学路を歩き、一石二鳥。
これが時間を取られるのは事実ですが、子どもたちが元気に学校へ行けるのであれば良いかな、と思ってやっています。
夫は出社前の時間が許す限り調理の片づけ係
朝がこんなに忙しいなら夫は何しているの?当然の疑問ですよね。
夫は子どもたちが登校する7時半頃に起きてきて、その後は朝の調理の片づけの一部をしています。ただし出社までの時間が許す限りなので全部やるわけではありません。
朝の忙しさを支えるメインは私です。
でも夫が外でしっかり働いてくれているので、バランスは取れているかなと思います。
13:30までが仕事時間
朝のそんな忙しさを切り抜けたら、今度は仕事時間です。でも13:30頃まで。最長14時です。
当然お腹が空くので何か食べたくなりますが、「おやつは11時以降ならOK」というルールを作っています。ちょっといいお菓子を食べたりして、良い楽しみになっています。
仕事が終わってお昼を食べ終わる頃に子どもたちが帰ってきます。
自分の時間に充てることもある
土日も家族の用事で、自分の好きなことをやるのは非常に難しいです。
そのため、自分の通院や趣味の時間などにこの時間を充てることがあります。
丸一日休めるわけではありませんが、貴重な一人時間でもあります。
夕方も戦場!疲れと時間との戦い
子どもたちが帰ってきたらまた忙しくなります。
- 15:00~15:30 子どもたちが帰宅、おやつ
- 15:30~17:30 宿題と進研ゼミの時間、仕事の合間に丸つけや解説
- 18:30~19:00 夕飯
- 19:00~19:30 夕飯の片づけ、キッチンの片づけ、米の炊飯予約
- 19:30~20:00 お風呂
- 20:00~20:30 歯みがきなど寝る準備をして就寝(寝室へ移動)
15時からの約3時間半は怒涛の勢いで過ぎていきます。
子どもたちの宿題や進研ゼミは「仕事の合間に丸つけ」です。仕事の合間がないときは夕飯前後にまとめてみることになります。特に解説も何もなければ早く終わりますが、そうでないときは時間がかかります…。
幼児期と違って子どもたちが自分でやる(早くなる、ラクになるとは言わない)
夕飯、風呂(または風呂、夕飯)、就寝の流れとその時間は実は幼児期から大して変わっていません。
30分~1時間後ろにずれることはありますが、21時には布団にいることがほとんどです。
違うのは宿題や進研ゼミがあるために午後に仕事時間がまとめてとれないことと、夕飯の食器を運んだりお風呂や寝室へ移動(なかなか行きませんが)など、ある程度子どもたちが自分でやるようになってきているところでしょうか。
それゆえに早いときもあるし、時間がかかるときもあります。
「学童なし」の選択肢
我が家の住む公立学童は「保護者が日中不在であること」が条件で、在宅で働く私は対象外です。
民間学童なら預けることもできると思いますし、習い事を詰める選択肢もありますが、我が家はそういったことはやっていません。
放課後はプレミアムタイム!
宿題が終わったら本を読むもよし、テレビを観るもよし、ゲームをするのもよし。
放課後に自由に過ごせる時間は今や本当に貴重です。
子どもの頃、家に帰って宿題をやったら何をしようか…と楽しみにしていた記憶はありませんか?それを子どもたちにも体験してほしいと思っています。
毎日のことなので、今の我が家の子どもたちにしたら当たり前でプレミアム感なんてないと思います。
子どもたちが大人になったときに「あれは良い時間だった」と良い思い出になれば良いなと思っています。
まとめ
在宅ワーク=ラクではありません。
ですが、「学童なしの自由時間も子どもたちに提供できている」、今しかない時間を楽しんでいると思えば、これからも頑張れそうです。