おやつと言えば市販のお菓子ばかり。カロリーや栄養が気になったことはありませんか?
食育では子どものおやつは補食だから、甘いものではなくおにぎりやふかした芋などで十分!とは聞いていても毎回用意するのは難しいですし、子どもも他のものが食べたいと訴えてくるかもしれません。
しかし、これは子どもだけではなく、大人も同じことです。
では、いわゆる「お菓子」ではない、手に入りやすくて手軽に食べられるものをおやつに加えるのはいかがでしょうか?
ここではコスパとタイパの良いおやつを5つ紹介します。
簡単に用意ができるものを選ぼう
食べるまでの用意が簡単であることはとても重要です。
おやつといえば15時頃。このとき、あなたは何をしていますか?
大体仕事中か、家事の合間のちょっとした休憩時間ではないでしょうか。
そんなときに「おやつを作ろう」と、材料を用意して時間をかけて作るのは非常に手間です。まずやらないですよね。
市販のお菓子が手軽なのは「開けたらすぐに食べられる」ことにあります。食べたいと思ったらすぐに口に入れて楽しめるのが良いですよね。
それに相当するくらい簡単なものは、出して温めるだけのもの-電子レンジ調理か、トースター調理です。
おすすめ冷凍&冷蔵おやつ3選
ここではレンジかトースターで用意する、市販品でできる簡単なおやつを紹介します。
焼きおにぎり【冷凍】
おやつはおにぎり1個などで十分と言いますが、そのおにぎりを自分で用意しておくのは非常に面倒、と感じたことはあるはず。
冷凍の焼きおにぎりであれば、そんな心配は無用です。
レンジ500Wで1分10秒ほどで食べられます。
冷凍だから保存も気にしなくて良いのが嬉しいところ。自分で作ることもなく、食べたいと思ったときにおいしいおにぎりを食べられますね。
焼いていないおにぎりもおすすめ
焼きおにぎりが苦手な方はふつうのおにぎりもおすすめです。
以前は冷凍おにぎりといえば焼きおにぎりでしたが、今は焼いていない冷凍おにぎりも販売されています。そのときの気分で味を楽しめますね。
肉まん【冷凍】
しっかり食べたい、塩気があるものが欲しい、エネルギーを補給したいときは肉まんはいかがでしょうか。
肉が入っているのでボリュームがあり、1個食べるとなかなかの満足感が得られます。
スーパーなどで冷蔵で売られているものを自分で冷凍保存しても良いですね。
この場合も電子レンジで使える蒸し器か、少し濡らしてラップで包んで500W1分程でできます。解凍具合をみながら追加加熱してくださいね。
たいやき【冷凍】
いつものお菓子に、あんこの和菓子を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ちょっと新鮮な気分になるかもしれません。
冷凍たい焼きはレンジ500Wで50秒ほどで食べられます。食べたいと思ったらすぐできますね。
和菓子は脂質が少ない
和菓子と洋菓子で決定的に違うのは「脂質」の量です。
たとえば「たいやき(つぶあん)」は1個(94.9g)あたり220kcal。タンパク質が5.4g、脂質が3.25g、炭水化物が41.52gとなっています。
これに対し、「シュークリーム」は1個(78.7g)あたり155kcal。タンパク質が3.77g、脂質が6.99g、炭水化物が18.46gとなっています。
同じ1個でも脂質の摂取量がだいぶ変わってくるかもしれません。
洋菓子よりはカロリーが少ない、でも気になる方はこちらが参考になりますよ。
ピザトースト【冷蔵】
おにぎりもいいけれど、パンも食べたいときもある。
そんなときはピザトーストはいかがでしょうか。
チーズが載っているだけあり、タンパク質も摂れてボリュームもばっちり。
スーパーで市販品を買っておいて、食べたいときにトースターで約5分でできちゃいます。
個人的にはセブンプレミアムの「厚切りピザトースト」がおすすめです。大人も子どもも大人気です。
とけるチーズ焼き【冷蔵】
とけるチーズをチーズせんべい風にしていただくのはいかがでしょうか。
クッキングシートの上にとけるチーズを小さいサイズにまとめて置いて、500W1分~2分加熱します。少し焦げ目ができるくらいがおすすめです。
できたてはやわらかめです。少し冷ましてから食べるとパリパリの食感を味わえます。
とけるチーズそのものなので、もちろん普段の食事にも使えます。
カルシウムもばっちり摂れておトクですね。
子どものおやつにもおすすめ
子どものおやつをどうしたらいいか、悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家は小学生になってから、毎日のおやつをどうしたらいいか、非常に悩みました。
保育園時代は保育園で栄養バランスを考え抜かれたおやつを食べてきていたので、たまの休みは市販品を楽しんでいました。
しかし、小学生になると毎日おやつを用意しなければなりません。市販のお菓子を毎日あげるのはさすがに栄養バランスが気になるし、かといって毎日考え抜いた手作りを用意する気力もありません。子どもも「市販のおやつが食べたい」と言いかねません。
どうしたらバランスが良いか?を考えた結果、今回紹介した5つのローテーション+市販のお菓子を1つ(小袋せんべいを1袋、チョコレート1個など)に落ち着きました。
市販のお菓子を完全になしにすると子どもも寂しいようなので、5つのベース菓子に加えることにしています。
まとめ
用意も簡単で栄養も摂りやすいおやつを5つ紹介しました。
大人も子どもも食べやすい、補食になるものばかりです。
気に入るものがあったら、おやつのレパートリーに加えてみてくださいね。